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津村屋

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店主ブログ

コーヒー麩まんじゅう♪

2016.03.15

今までの投稿を見てると、お菓子についてあまりにも触れて無さ過ぎでした(^_^;)

ということで、今日はお菓子づくりについてm(__)m

ちょうど今の季節、春のお菓子が出揃います。
うぐいすもちや桜餅や草餅…などなど。
もちろん、当店でもご用意していますが、コーヒー麩まんじゅうはいかがでしょう(^^)

今から7~8年前の冬に、初めてコーヒー麩まんじゅうを販売しました。
中身はこしあん、外側の生地が生麩。
生麩の生地にコーヒーを練り込んでいます。

僕自身、生麩の食感は大好きなのですが、生麩独特の風味が少し苦手でして(^_^;)
生麩の風味に負けない、何か香りのあるものを、ということで、コーヒーを練り込みました。

町でよく見掛けるのは、「ヨモギ」や「青海苔」を混ぜたもの。
ヨモギや青海苔も美味しいです。
でも、それじゃ、ありふれているでしょ(^^)

コーヒー麩まんじゅう、味には自信があったのですが、始めはさっぱり売れませんでした\(^o^)/

まず、馴染みが薄いことと、
色目が「茶色い」( ̄▽ ̄;)

ホント売れませんでした(TT)

で、結局は製造、販売を終了しました。

ところが翌年の冬、お客様から、

「コーヒー麩まんじゅうはまだ販売しないの?」

とのお声がチラホラ(^_^;)

「いや~、人気無かったんで止めちゃったんです(^_^;)」

と言うと、

皆さん「エッ(◎-◎;)」
といった驚きのご様子。

その翌年も同じようなやり取りが幾度となくありまして、モヤモヤしてました。

ちょうどその頃、東大阪市にあるスペシャルティコーヒーの名店「田代珈琲」さんの方と知り合うきっかけがありまして、コーヒーを飲んでみたところ、ビビビッ‼と来たんです♪
お菓子に負けない薫り、程よい酸味、苦味

「この珈琲なら…」

と、再びコーヒー麩まんじゅうを作ってみることに(^^)

こうして出来上がったのが、今の「コーヒー麩まんじゅう」。
ポイントは、麩まんじゅうのツルンとした舌触りを邪魔しない程度に、少~しだけ、コーヒー豆を残すこと。

今回は店頭だけでなく、イベント先でも販売しました。
おかげさまで、今では冬の季節商品として、定着しました\(^o^)/

と、もう3月半ば。
そろそろコーヒー麩まんじゅうの出番は終わりますm(__)m

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