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津村屋

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栗栽培ブログ

芽吹きが早過ぎる!

2021.04.15

接木も無事終わり、栗園の更に上部、雑木林の片付けをと、
思っていたのですが、やはり今年は季節の変化が早い…
いえ、早過ぎます‼︎

もう既に栗の芽吹きが始まり、栗園のいたるところに植えた花山椒まで、蕾(ツボミ)だらけ。
ただ、芽吹いてきたということは、シカの活動も活発になってくるわけで…

昨秋、イノシシに荒らされてしまった圃場。
シカが便乗して侵入するかもしれない不安が…

というわけで、先ずはワイヤーメッシュを張りスキを無くすことが、最優先。


ワイヤーメッシュは、今考えられる獣害対策で、最強ですが、その分お値段も最高値。

農協での獣害対策補助を使えば、農協で買う方が安いと思っていましたが、

調べてみると、「❌」。

コメリで買うほうが安い…

少し高くても、品質面で差があれば、農協で買うつもりでしたが、それも無く…

で、結局コメリでワイヤーメッシュを購入。

ウチの車では、サイズ的にワイヤーメッシュが積めない。

でも安心してください(^^)

コメリには1時間無料で軽トラを貸してくれるサービスがあります♪

ありがたや〜

50枚のワイヤーメッシュと、鉄製杭60本積んでも大丈夫〜

ひとまず仮置きして、車を返却する手間が面倒ですが、タダだし(^^)

早速、車を返却し、ワイヤーメッシュの設置作業。これまで防草シートや電柵設置で、かなりその手の作業では、エキスパートな自負があったのですが…

 

なんじゃ、この面倒さ加減は‼︎

平地に設置するにはどうってことは無いのですが、凹凸や傾斜地での設置は、電柵の5倍くらいの時間がかかってしまいます。

ワイヤーメッシュ設置で、最も重要なポイントは、しっかり地面に打ち込んで、地面とワイヤーメッシュの間に隙間を作らないこと。

隙間があれば、イノシシはそこを掘り返して、くぐって侵入してきます。一度くぐられたら、後から後からシシはもちろん、シカまで潜って侵入してきます。なので、先ずはワイヤーメッシュを地面にしっかりと打ち込み隙間を無くした後、次のワイヤーメッシュと少し重ねて杭を打ち、ステンレスの針金で固定。結束バンドでも良いかもしれませんが、強度や耐久性のことを考え、ステンレスの針金を使いました。

何しろ、ワイヤーメッシュ1枚の長さが2メートル。2メートル毎に鉄製杭の打ち込み。

そりゃ、電柵より大変なわけです(-_-;)

で、どうしてもワイヤーメッシュの底が、地面から浮いてしまう箇所は、上の写真のように、大きな石を、ワイヤーメッシュの外側に敷き詰め、穴を掘れないように防御。


この写真は、さらに難解箇所。

写真右側へ傾斜。さらに中央部は直角カーブ。

こういう箇所では、杭を多めに打ち込み、要所を徹底防御。

たった50枚のワイヤーメッシュを設置するだけで、丸3日費やしてしまいました。

予定では、あと200枚。急を要する箇所だけでもあと100枚。

先を急ぎますm(__)m

オオスズメバチが活動開始するまでには、雑木林の片付け、作業道の開設を終わらせたいなぁ…

と言うてる間に草刈りも始まりそうです(TT)

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