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おおさか環境賞「大賞」を受賞しました
【活動名】
津村屋銀寄プロジェクト
【活動概要】
銀寄栗発祥の地である能勢町において耕作放棄地が増える中、「銀寄栗の母樹」を保
有する農家から栗畑の一部を購入し、銀寄栗の栽培に着手。栗園の下刈りや開墾地の伐
採後の植樹など、森林の育成や再造林による CO2 の吸収を促進した取組を行うととも
に、害獣駆除などを行い、環境保全・生物多様性の基盤づくりに努めている。
また、栽培収穫した栗を用いて和菓子を開発、販売を行うことを広く発信し、次世代
を担う若者に、銀寄栗の栽培や里山保全に興味をもってもらう取組も行っている。
【受賞理由】
栗園の整備から保全、栽培・収穫した栗を加工した和菓子の販売など、製菓原料の栽
培段階からの一貫した取組のなかで、資源循環と生物多様性に対して効果的な活動を、
10年以上にわたり、継続的に行ってこられたことが高く評価されました。
今後は、これら取組を背景とした商品のブランド化など、さらなる活動の発展を大い
に期待します。

おおさか環境賞大賞授賞式